この状況を管理する最も効果的な方法の一つは、特定の基準(承認された投稿数やその他の指標など)を満たさない新規ユーザーの投稿をすべてモデレーション対象にするというシンプルなアプローチです。
そうすれば、トロールがどれだけの偽アカウントやプロキシを作成しても、すべての投稿がモデレーション対象となるため、問題ありません。これはフォーラム管理の基礎中の基礎です。もちろん、トロールは管理可能です。
以前は、GeoIPによる国や地域、User-Agent文字列などを基準にこの対応を行ってきました。標準的なWebクライアント情報($_SERVERなどのスーパーグローバル変数から得られる容易に計測可能なデータなど)を組み合わせ、スコアリングを行うことで、システムが自動的に新規ユーザーの投稿を非表示(モデレーション)させることが可能になります。これは、独自の「トロール対策モデル」に基づいて設定した閾値を超えるスコアを持つユーザーを対象としたものです。
このアプローチの欠点は、正当なユーザーまでもがモデレーション対象となり、迅速に投稿して歓迎されているという「良い感覚」を得られなくなることです。これは検出理論の基礎中の基礎です。
ただし、GeoIP情報、User-Agent文字列、IPアドレス、最初に訪問したページ、その他の指標など、多様な基準に基づいてユーザーをスコアリングすることで、これらの課題は高い確信度で克服できます。
このようなアプローチを採用すれば、トロール問題は簡単に解決できます。両立はできません。「非常にオープン」にすればトロールや有害な投稿が増え、逆に「厳しすぎる」制限を設ければコミュニティの構築が困難になります。
すべてはトレードオフであり、一つの解決策がすべてに当てはまるわけではありません。フォーラムAで有効な手法が、フォーラムBには適さないことはよくあります。
しかし、基本的な「計測機能」を備え、独自の「トロール対策アルゴリズム」に基づいて新規ユーザーをスコアリングし、その行動に基づいて承認されるまで自動モデレーション(ステージング)を行うことで、トロールは容易に制御可能です。
これは検出理論の基礎中の基礎です。