匿名化後もユーザーがログインできる

Discourseインスタンスのモデレーションチームは、フォーラムからの退会を希望するユーザーからリクエストを受けました。具体的には、アカウントを匿名化し、将来的にフォーラムにログインする機能を無効にすることを求められました。(私たちはログイン必須の招待制コミュニティです。)

本日午後12時30分頃にアカウントを匿名化しました。匿名化によってログインできなくなるとこちらで読んだため、これで完了だと思っていました。約1時間後、ユーザーがまだフォーラムを閲覧できるというメッセージを受け取り、緊急にアクセスを遮断してほしいと要望されました。匿名化によってユーザーが再ログインできなくなるとしても、それはログアウト後にのみ有効になるのではないかと思い至り、匿名化されたプロフィールに移動して「ログアウト」ボタンを押しました。

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午後4時過ぎに、ユーザーがまだログインできており、どうしてもログインできないようにしてほしいというメッセージを受け取りました。混乱しましたが、ブラウザのキャッシュの問題かと思いましたが、その可能性は低いように思えました。しかし、匿名化されたプロフィールを確認すると、彼らがまだフォーラムにアクセスしていることがはっきりとわかりました。

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(匿名化された投稿に何らかの問題が発生していると考えたユーザーがフラグを立て始めたため、匿名投稿は許可していないことから、アカウント名を anon566etc から RetiredMember566etc に変更しました。)

私の知る限り、匿名化の手順は期待通りに機能しており、メールアドレスは変更されていました。

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結局、アカウントを非アクティブ化し、ユーザーを一時停止したところ、どちらか一方が効果を発揮したようです。

この(確かに少し特殊な)ケースでは、ユーザー自身がログインできないことを望んでいましたが、将来的にアカウントを匿名化する場合、モデレーターや管理者はユーザーにフォーラムへのアクセスを失わせたいと考えるかもしれません。このケースで何がうまくいかなかったのか私にはわかりません。どなたか何か考えはありますか?コミット 6e39bb9728 を使用していますが、これが役立つかもしれません。