要約: AI Persona という用語はリスクになりつつあります。業界に合わせて AI Agent に名称変更したいと考えています。
「AI Persona」という用語は、2023年11月に Discourse で採用されました。
AI の世界では、それは何十年も前のことのように感じられます。
過去1年半にわたり、AI 分野で新しいトレンドが登場しています。
「エージェンティック (agentic)」と「AI Agent」という言葉は、私たちの代わりに機能する AI (より技術的には、LLM Loop + Tools) を説明するために、今やユビキタスに使用されています。
Discourse は 2023 年から AI Agent をサポートしています。LLM を呼び出す → ツールを呼び出す → LLM を呼び出す、といった一連の主要な概念は、当時 Discourse AI に組み込まれていました。
今年、私たちはすべての AI LLM の使用を統合し、Persona を介してルーティングするための進歩を遂げました。私たちの目標は、任意の LLM を操作し、ツールを介して Discourse およびサードパーティに統合するための、柔軟な単一のプリミティブを持つことです。
ロジックを統合することで、管理者は任意の Persona をカスタマイズできるため、柔軟性も向上します。
話を戻します。
「Persona」という用語は、エコシステムにおいて(悪い意味で)ユニークで紛らわしいものになりました。新しい Discourse 管理者に、それが Agent をサポートしていることを説明することは、一文で物語を伝えることができます。「Persona がある」と伝えると、まったく新しい会話が始まり、最終的には「ああ、Discourse は AI Agent をサポートしているということですか?」という結論に至ります。
業界が使用されるべき用語を決定したことを考えると、Discourse がプリミティブの名称を変更することは健全なことだと思います。これは大きな変更であり、実現には多くのコードとドキュメントの修正が必要になります。
Discourse AI のさまざまなユーザーが名称変更についてどのように考えているかを知りたいと思っており、フィードバックをいただきたいと考えています。
関連リンク
- Discourse 用の新しい AI Persona エディタ (2023 年 11 月 23 日)
- ガイド: 「AI Bot → Persona」の設定
- OpenAI Blog — 「Function calling & other API updates」 (2023 年 6 月)
- LangChain 「State of AI Agents」調査レポート (2024 年)
- Gartner Top 10 Strategic Technology Trends 2025 — Agentic AI
- IBM Explainer — 「AI Agents vs AI Assistants」
- Wall Street Journal — 「Virtual Workers Are Here to Take Your Job—and Give You a Promotion」
- CrewAI GitHub Framework (オープンソースのマルチエージェントオーケストレーション)
- Financial Times — 「Future of AI: autonomous AI agents on the horizon」
- arXiv — 「Agentic AI and the Cyber Arms Race」 (2025 年 2 月)
